もの想いに耽るBooks

西の小説

青い眼がほしい

 トニ・モリスン 著 大社叔子 訳

 希望の中に

 アリ・スミス著 木原善彦訳

 少女と老人の会話

秋のホテル

 アニータ・ブルックナー 著  小野寺健 訳

 作家が逃避行したホテルでの日常

アフリカの日々

 アイザック・ディネーセン 著 横山良子 訳

 ケニアの草原と人々が生きている

アメリカーナ

 チママンダ・ンゴズィ・アディーチェ著

 くぼたのぞみ訳

 ナイジェリア生れの女性の恋遍歴

アルマ

 ル・クレジオ 著 中地 義和 訳

 どことなく退廃的なのに

イヴォンヌの香り

 パトリック・モディアノ 著 柴田都志子 訳

 仮想空間にある青春記

家の本

 アンドレア・バイヤー二 著 栗原俊英 訳

 登場人物の名がでず、会話もない

 家は人生

 

石蹴り遊び

 フリオ・コルタサル 著 土岐亘二亘 訳

 アルゼンチン 読む順序を変えるともう一話

ウォーターダンサー

 タナハシ・コーツ 著 上岡信雄 訳

 神話化された踊りは奴隷から自由を

遅咲きの男

 莫言 著 吉田 富夫 訳

 エッセイ風ガリバー旅行記

終わりの感覚

 ジュリアン・バーンズ 著 土屋正雄 訳

 還暦を過ぎた感覚はよく分かる

カスパー

 ペーター・ハントケ 著 池田信雄 訳

 戯曲だけど会話は無い、セリフはある

悲しみのイレーヌ

 ピエール・ルメートル 著 橘 明美 訳

 素晴らしい構成力の作家

カラマーゾフの兄弟

 ドストエフスキー 著 江川 卓 訳

 未だにきらめくのは不変なのだろうか

クラウド・アトラス

 デイヴィッド・ミッチェル 著 中川千帆 訳

 時代を超えて6作の中編が連なる

五月 その他の短編

 アリ・スミス 著 岸本佐知子 訳

 12編の短編 

ゴドーを待ちながら

 サミュエル・ベケット著 安藤信也 高橋康也 訳

 ゴドーを待つだけの戯曲

罪人を召し出せ

 ヒラリー・マンテル 著 宇田川晶子 訳

 ヘンリー8世に仕えたトマス・クロムウェル

 王妃アンの凋落

砂漠

 ル・クレジオ 著 望月芳郎 訳

 砂漠に営む民の写実的な描写

サラエボのチェリスト

 スティーヴン・ギャロウェイ 著 佐々木信夫 訳

 ボスニア紛争サラエボ包囲の中でチェロを弾く

シシューポスの神話

 アルベール・カミュ 著 清水徹 訳

 不条理の神話

侍女の物語り

 マーガレット・アトウッド 著 斎藤英治 訳

 代理出産を強制される国家の中で生きる

 不条理な国や団体は割と多い

シティ・オブ・グラス

 ポール・オースター 著

 山本楡美子 郷原宏一 訳

 間違い電話から始まる日常とは

シャギー・ベイン

 ダグラス・スチュアート 著 栗原敏行 訳

 ドランカーの母と優しい末っ子

 1980年代サッチャーの時代

十二月の十日

 ジョージ・ソンダーズ著 岸本佐和子訳

 10編からなる日常に潜む短編集

自由の国で

 V.S.ナイポール 著 安引宏 訳

 植民地の色彩が残る国で

 フランツ・カフカ 著 前田啓作 訳

 城はそこに見えるのに

 虚無な力と空虚な不安の先に

審判

 フランツ・カフカ 著 原田義人 訳

 門はだれのために在るのか

 虚無な力と空虚な不安の中に

誓願

 マーガレット・アトウッド 著 鴻巣友季子 訳

 専制国家ギレアデ国と3人の女性

 侍女の物語の続編

小さきものたちのオーケストラ
 チゴズィエ・オビオマ 著 粟飯原文子 訳

 小さきものたちは鶏

小さな国で

 ガエル・ファイユ 著 加藤かおり 訳

 少年期と隣の国でおきたルワンダ虐殺

地上の見知らぬ少年

 ル・クレジオ 著  鈴木雅生 訳

 物語り風な詩

調書

 ル・クレジオ 著 豊崎光一 訳

 虚実なのか実存なのか

通過儀礼

 ウィリアム・ゴールディング 著

 伊藤 豊治 訳

 卓越した描写と優れた文体

テムズ河の人びと

 ペネロピ・フィッツジェラルド 著 青木由紀子 訳

 哀愁を帯びた心穏やかな人情が河に浮かぶ

転落・追放と王国

 アルベール・カミュ 著 佐藤朔・窪田啓作 訳

 戯曲と6篇の短編集

トーキョーキル

 バリー・ランセット 著  白石朗 訳

 痛快アクションストーリー

逃亡派

 オルガ・トカルチュク 著 小椋彩 訳

 短編及びエッセイが時系列的

ドン・ファン(本人が語る)

 ペーター・ハントケ 著 阿部卓也・宗宮朋子 訳

 伝説の色男が何を語る

七つの殺人に関する簡潔な記録

 マーロン・ジェイムス 著 旦 啓介 訳

 ボブ・マーリーの事件を中心に

ハドリアヌス帝の回想

 マルグリッド・ユルスナール 著

 多田智満子 訳

 ローマ帝国五賢帝のひとり

ファウスト

 ゲーテ 著 高橋義孝 訳

 ファウスト伝説が基

フォレス・トダーク

 ニコール・クラウス 著 広瀬恭子 訳

 虚無な物語

暗いブティック通り

 パトリック・モディアノ 著 平岡篤頼 訳

 記憶喪失を手繰って

ペドロ・パラモ

 フアン・ルルフォ 著 杉山 晃、増田 義郎 訳

 中南米文学がされ始めた作品

ベニスに死す トニオ・クレーゲル

 トーマス・マン 著 高橋義孝 訳

 老作家が感染症に

ポイント・オメガ

 ドン・デリーロ 著  都甲幸治 訳

 最初と最後の点?

マイケル・K

 J.M.クッツァー 著  くぼたのぞみ 訳

 すべては読むもののなかに

ミルクマン

 アンナ・バーンズ 著  栩木玲子 訳

 IRA時代のコミュニティ

 名はコードネームなのか

ムッシュー・テスト

 ポール・ヴァレリー 著 清水徹 訳

 知的な生活は本質的か

レイラの最後の10分38秒

 エリック・シャファク 著 北田絵里子 訳

 久しぶりによい本に出遭う

ユリシーズ

 ジェームス・ジョイス 著

 丸谷才一 氷川玲二 高松雄一 訳

 写実的な日常が営まれる

陽気な朝

 イヴァン・クリーマ 著  田才益男 訳

 プラハの春の中に生きる陽だまり

東の小説

赤い高粱

 莫言 著 井口晃 訳

 戦争は鬼の胎

一日三秋

 劉震雲 著  水野衛子 訳

 夢で笑い話が話せないと…

一刀斎夢録

 浅田次郎 著

 新選組 斎藤一 歴史小説

 優れた語彙力に文象が浮かび上がる

海と毒薬

 遠藤周作 著

 狐狸庵先生のリアルな文に息つまる

君たちはどう生きるか

 吉野 源三郎 著

 倫理観

虚無への供物

 中井英夫 著

 日本三大奇書のひとつ

ゴッホの犬と耳とひまわり

 長野まゆみ 著

 うん蓄がつまった話

祝宴

 温又柔 著

 台湾生まれ日本育ちの家庭に育まれる温さ

西遊記

 呉承恩 著 君島 久子 訳

 福音館の挿絵はきれい

喪失の響き

 キラン・デサイ 著  谷崎 由依 訳

 原題を直訳したら『喪失の継承』

大名絵師 写楽

 野口 卓  著

 謎の絵師写楽を推理した物語

小さきものたちの神

 アルンダティ・ロイ 著  工藤惺文 訳

 インドの宗教と制度への幼きものの歎き

遠きにありて、ウルは遅れるだろう

 ぺ・スア 著 斎藤真理子 訳

 

ハッチとマーロウ

 青山七恵 著

 姉妹に起きる出来事が成長を刻む

 ライトノベル

パイの物語

 ヤン・マーテル 著 唐沢則幸 訳

 動物園のトラと漂流する物語

 

ブロッコリー・レボリューション

 岡田利規 著

 5編からなる短編集

みがわり

 青山七恵 著

 作家がそっくりさんの伝記を依頼される

 日常と錯覚と彷徨い

やっと訪れた春に

 青山文平 著

 シンプルで瑞々しい文体の時代劇推理小説

落語百選 春夏秋冬

 麻生 芳伸 編

 読んでも面白い

霊山

 高行健 著 飯塚容 訳

 霊山はこの本自体なのかも

わたしが消える

 佐野広美 著

 事件と人生の重なりの中で

Random

死ぬまでに読んでみた100冊

 いろいろと気になったり

 考えさせられたり

 礎になったり

AI 2041

 カイフー・リー チェン・チウファン 著

 AIの進化を日常に予測した風景

かくしてモスクワの夜はつくられれ、ジャズはトルコにもたされた

 ウラジミール・アレクサンドロフ 著

 竹田円 訳

音律と音階の科学

 小方 厚 著

 音階の論理と歴史と誤差

虐殺器官

 伊藤 計劃

 夭折した天才のデビュー作をアニメ化

クラシックレコードの百年史

 ノーマン・レブレヒト 著

 猪上杉子 訳

攻殻機動隊

 士郎正宗 著

 SFアニメの金字塔

 情報技術は物語のままに進化している

その常識は本当か実用オーディオ学

 岡野 邦彦 著

 アース設置、CD・SACD&ハイレゾ、

 部屋の音響修正、ケーブルの接続

時間は存在しない

 カルロ・ロヴェッリ 著 富永 星 訳

 出てくる数式は一つだけ

樹木の恵みと人間の歴史

 ウィリアム・ブライアント・ローガン 著 

 屋代通子 訳

 木々の逞しさと生きる

進化の技法

 ニール・シュービン 著  黒川耕大 訳

 生物が進化する時にコピーを多用

 DNAから進化の方法を紐解く

世界を支えるすごい数学

 イアン・スチュアート 著 水谷淳 訳

 数学の進歩とともに科学があり
 文明の機器もある

ティムール以降

 ジョン・ダーウィン  著

 中世以降の世界史

脳は世界をどう見ているのか:知能の謎を解く「1000の脳」理論

 ジェフ・ホーキンス 著 太田直子 訳

 脳と知能、そしてネットワーク

ホモ・デウス

 ユヴァル・ノア・ハラリ 著 柴田裕之 訳

 歴史から見た人類の未来

もうダメかも 死ぬ確率の統計

 マイケル&デイヴィッド 著 松井信彦 訳

 読んで不安になるか安心するか

PRINCIPLES (人生と仕事の原則)

 レイ・ダリオ 著 斎藤 聖美 訳

 ヘッジファンドの創設者の考える仕組みや

 組織の作り方の実践本

略奪の帝国

 ウィリアム・ダルリンブル 著 小坂恵理 訳

 イギリス東インド会社の歴史

 初の株式会社と帝国

クジラと話す方法

 トム・マスティル 著 杉田真 訳

  AIで言葉を解析して言葉を探す